リウマチ(リュウマチ、リューマチ)

現代医学ではリウマチの根本的な原因は不明とされていますが、一般的にその病状は無菌性炎症で関節が破壊される病気とされています。

血液検査では、血沈、リウマチ因子、レシチンなどによりリウマチであるかを判定します。

この病気の症状の特徴は、関節の激痛、骨関節の腫れ、関節の硬直、骨の変形、骨細胞が不規則に変形することです。現代医学の治療では、一般的に鎮痛剤、抗リウマチ剤、ステロイド剤など、いずれも症状を緩和する程度で、根本的な改善ではなさそうです。この病気を抱えている患者様は常に痛みが伴い、病院の治療を受けながらも病気が緩やかに進行し、次第に病状が悪化していきます。中~末期では変形による関節障害を持つ方が約5~10%程発生します。また日常は鎮痛剤に依存し、薬の副作用で胃にトラブルを起こし、各内臓までにも副作用が出ているのが現状です。

【劉派気功からみた とらえ方】

リウマチは自然界の汚れた気態微物質である邪気が、直接関係している病気と考えています。具体的には、激しい「熱気」、「寒気」、「湿気」、流動性の強い「風気」と関係していると考えています。それらの邪気が混合し一つの固まりとなって体内に侵入し、体内の気の通り道を詰らせ、次第に関節周辺へ邪気が移動して溜まり、骨深部へ問題を起こしていると考えています。

気功的な解釈では、体内で「気の流れが悪くなると必ず血流も悪くなる」「血流が悪くなると骨深部の環境はさらに悪くなり炎症が広がる」「血液微循環は低下し病院からの薬が病巣へスムーズに届かない」という状態になると考えられます。

病状進行が三段階に分けられる

私の長年の経験や観察から判断すると、リウマチの病状は大きく三つの段階で進行し、段階によって的確な対応が必要と考えられます。

第一段階:24時間連続で痛みが激しく、骨関節の腫れやこわばりが伴う。日常生活に支障を来す。これは約10年間続く。

第二段階:痛みと腫れがあり骨の変形が加速する。

第三段階:骨の変形が進み、固定化する状態。

この三段階を見るとおわかりのように、最悪な病状になるまで約10年以上の余裕時間があります。しかしながら、正しい対策ができなかった場合には、残念ですが第三段階の状態に進行してしまうと考えております。

劉派気功の施術法

私の方法はとても単純です。常に外気功で骨関節周囲にある四種類の邪気を抜き出し、良い気と邪気を入れ替えることを目指します。ここで重要なのは、第一段階の時に邪気の総量を減らすよう、できる限り早く抜き出すことです。邪気がなくなった時には炎症、痛み、腫れはおさまり、第二段階以降への進行も止められると考えています。

Scroll to top
03-3846-8323
こちらからお気軽にお問合せください。